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その相続、今のままで大丈夫ですか?将来の相続を診断してシミュレーションを!争続にならないよう自分の現在地を把握しよう!

2019年8月30日

相続トラブルが発生した割合の約32%が、遺産1千万円以下という現実

相続トラブルは、一部のお金持ちの人の話というのは、昔のことです。相続税の基礎控除額が引き下げられて以来、税金を負担する割合が増えたのと並行するように、相続による問題も増えてきているように思います。

この亀岡にしても、市内に土地と建物があれば、それだけで数千万円の価値があります。田畑もあるかもしれません。それに加えて預貯金があれば、相続税が発生する可能性が生じてきます。南丹市に住まわれていれば、山を持っている方も多くいらっしゃいます。その固定資産評価額が高くはないとしても、また、相続税が発生するほどの遺産がなくても、もめる時はもめます。なにしろ、平成27年度に家庭裁判所が取り扱った遺産分割事件のうち、相続財産が1千万円以下で約32%、5千万円以下まで含めると、なんと約75%を占めます。

つまり、お金のある、なしに関わらず、もはや誰にでも、どの家庭にも相続トラブルが発生しても不思議ではないと言えるのです。

人と人が話し合う(協議する)という難しさ

遺産トラブルが発生する原因の一つは、「感情」が入るからだと思います。特に相続の場合は、家族(親族)による話し合いになりますから、普段は仲良しであっても水面下で見えてこない、覆い隠していた様々な思惑や感情がむき出しになって、一気に表出することが少なくありません。中には、兄弟の相続分が「1円」多い少ないによって、裁判まで”もつれた”ケースもあるそうです。肉親である家族だけに、より難しくなったり、こじれたりするケースは、良くあります。

相続が発生する前に、事前に診断してみるのは効果的

あくまで予備的なことですが、財産を所有している人がお亡くなりになった場合、どのようなことが生じ、どのような問題が内在し、結果、どのような事態となるのかを、あらかじめシミュレーションして把握しておくことは、とても大事なのではないかと思います。具体的には、現状の相続人を調査し、財産目録を作成するのです。このことで、相続税が生じるかどうかの目安になりますし、もし今の段階で手を打つべき事情が分かったのなら、遺言書を作成するなどにより、起こり得るトラブルを回避できるかもしれません。

問題が発覚してから対策するのは、ほぼ打つ手がない!?

特に、土地や建物の不動産は、現金や預貯金と違って分割できません(分筆や持分による所有は出来ますがトラブルの元!?)から、相続人による遺産分割協議ができなければ、弁護士にお願いして解決するか、相続を放置して塩漬けにするしか、手がありません。

相続税対策にしても、そうです。事前に出来ることがあったとしても、発生してから施せる手段は、ほぼありません。配偶者に遺産を集中させるぐらいですが、次の相続のことを考えれば、根本的な解決ではありません。やはり、相続が発生したら、その都度に解決してスッキリしておくことが、遺された家族のため、親族の円満のためです。

必要に応じて専門家との連携が必要な場合も

相続のシミュレーションをすることはお金もかかりますし一見、勿体ないように思います。でも、何もしないでトラブルを迎えたなら、裁判(弁護士費用を含む)での出費などは自腹(相続財産から控除できない)で高額になりますし解決できる保証はないし、何より、家族間や親族間に、取り返しがつかないほどの遺恨を残します。お金でこじれた関係(特に親族では)は、もう元には戻りません。

シミュレーションで見えてきた結果から、遺言書の作成なら行政書士、 相続税対策やなら税理士、必要に応じて司法書士による不動産登記も選択肢になるかもしれません。生前贈与をすることが費用対効果で優れていることがあるからです。

もちろん、事前の対策が必要ないケースもありますから、その場合には調査結果が安心の材料になります。

まとめ

「何も問題がないから大丈夫」は、自分の思い込みかもしれません。私の経験からも、「遺言書が1通、あればなあ・・・」ということが、本当に多いです。相続人さんは、悔やんで悔やんでされますが、過去には戻れません。

ぜひ一度、今のうちに調べられてはいかがでしょうか。相続に関するセカンドオピニオンも有効だと思いますよ。

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