悟りの境地 ダイエットと私
永遠のテーマ ダイエット
自分との闘いですよね。
ある意味、スポーツと似ています。
努力して我慢して己に打ち勝った者が勝利を掴み、挫折した者は結果を得ることができないという、分かりやすいものです。
私のダイエット法は、最近話題になった8:16ダイエットです。
このダイエットは、1日24時間のうち、16時間は胃を休め、残りの8時間の間に、食事を済ませてしまうという発想です。
1日のうち食事を取るのが8時間以内であれば、その時間帯は朝でも夜でも構いません。
つまり、1日3食のうち、朝・昼・晩のどの食事を抜くことが可能な生活スタイルにあるのかによって、設定されるのだと思います。
私は、空腹のまま寝るのが、耐えられません。寝られません。
なので、朝を抜くことにして、昼の1時に昼食を取り、8時間後の夜9時までに必ず夕食を取るようにしました。
そして、夜9時以降は、水以外は取らない、ジュースもカロリーがあるのでNGです。
そして、結果は限界を感じて、ダメでした。
3kgは痩せましたが、それ以上は見えない壁が立ちはだかるのです。
これが大きい壁だこと。体重計の針がピクリとも動きません。
仕方ないので、さらなるステップアップを決意しました。
1:23ダイエットです。
つまり、1日1食で我慢するのです。
正確に言えば、食事は30分以内で終わるので、1:47ダイエットです。
でもこれって、実質は摂食制限、断食ですからダイエットじゃないですよ。
もはや修行です。悟りを開くお坊さんのようです。
この悟りにより私が開眼したことは、「人って結局、肉だよね」です。
私と同世代になると、「肉は脂っぽいので、やっぱり魚介が好き。」と人は言います。
わたしも、「うん。うん。」と思っていました。
しかし、人間は飢餓状態の極限になると、欲するのは「あっさり」ではなく、「こってり」です。
天下一品の状態です。
ジュージューと焼かれ、脂が滴り落ちる肉が愛おしく、ギャートルズのような肉の塊に噛り付きたい衝動が空腹時の脳内を支配します。
あっさりした魚では、物足りないのです。
なにより、この修行の辛いところは、1日1食を待ちわびて夕飯を食べるとすぐに、また次の日の夕飯まで23時間30分をひたすら待ち続けるという切なさ。
夕飯を食べている途中から、「ああ・・・、もうじき楽しい時間が終わるんだ」と、まるで日曜日の夕方にサザエさんを見ている時の気分になります。
これを週のうち5日実施して3か月。
これでようやくー10kgですよ。効率の悪さったらないですよ。
いかに痩せない体になっているのか、恐ろしいです。
これまでに幾度もダイエットをしてきた反動だと思います。
もしくは、基礎代謝による消費カロリーが恐ろしく低下しているのかも。
決してオススメできる方法ではありませんが、人間食べなければ痩せますよ。
自分との戦いは、もうしばらく続きます。