ハリーポッターの最新作は、「おけいこ」版!?
ある学校の先生から教えてもらって、知りました
今度、平成28年11月15日に発売される「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 特別リハーサル版」について、これって何で「リハーサル版」だと思いますか?
ハリー・ポッターと呪いの子、遂に発売! 気になるあらすじは?
答えは、海外で上映されたハリーポッターの演劇において、そのリハーサルで使用された脚本を書籍にまとめたものなんですって。
しかも、実際に上演された際の内容は、作者であるJ.K.ローディングさんが加筆修正したうえで、その完全版にあたるものを発売する予定があるんですって。
リハーサルではなく「愛蔵版」という別の作品として。
私のブログでも先日ご紹介しましたが、主人公はハリーの息子ですから、舞台は「未来」の設定です。
一方、日本で平成28年11月23日公開予定のハリーポッターシリーズの映画最新作「ファンタスティック・ビースト」は、魔法学校の教科書の執筆者が主人公というスピンオフ作品らしいので、時代背景も、ハリーポッターシリーズの約70年前の「過去」という設定だそうです。
これって、どうですか?
ややこしくないですか?
映画が上映される直近に発売される新作は映画の原作ではなく、しかも、リハーサルということは、「おけいこ」で、本番じゃないんでしょ。
本番は「完全版」で、その後に発売される、でも、予定日は分からない、なんて、紛らわしくないですか?
これがテレビのCMなら、「JARO」がおこってきますよ。
紛らわしいって。「JAROって、なんじゃろ」って。
出版社は、もっと情報を開示すべきじゃないですか?
その社のホームページでも、もう発売の2か月前なのに、ほとんどその情報を公開していないじゃないですか。
リハーサル版をこそっと売って、本番もお色直しをして売るという作戦ですか?
書店にも、ほとんど情報を伝えてはくれていません。
もし、お客さんを煙に巻くような販売方法を敢えて選んでいるのなら、褒められないなあ。
リハーサル版の意味をよく知らずに買ったお客さんからクレームが来るのは、書店ですよ。
ある程度、混乱を招くのは、明らかでしょうね。マスコミも取り上げるでしょう。
発売と映画の公開日を近くに設定したのは、その話題作りを収入にあてるためですか?
そのあたりまで計算済みだとすれば、したたかですね。
そんなことしなくても、売れるのに。
まとめ
書店に不信感を持たせても、いいことないのに。
もったいないなあ。