社会福祉の制度は、何回理解しても難解
「Q&A 社会福祉法人の法務・会計・税務(新日本法規出版)」です。
社会福祉事業所への助言をさせていただいている関係で、とても役立っています。
といいましても、私が申請等で関与しているのはNPO法人なので、あくまで参考としています。
この他、実務上で参考にしている書籍として、障害者施設に携わる方には必携の本があります。
「障害者総合支援法事業者ハンドブック」です。
いわゆる、「青本」・「赤本」と呼ばれているものです。
これには法令の解釈から留意事項まで細かく書いてあるのですが、社会福祉の制度は複雑で、これに記載されていない事項も、山ほどあります。
というより、この本に書かれていることは当たり前で、それ以外の厚生労働省からの留意事項や都道府県による個別の定めを、いかに知っておくかが重要です。
しかしこれらの事項は、公開されているものが少ないために不透明で、しかも分かりにくく難しい。
個別の事案により異なることも当たり前にありますし。
よって、所轄の都道府県の担当者さんに聞いても、回答までにかなりの日数を要することも多いです。
知って理解すればするほど、制度は複雑で厳格に設定され、実施されているのだと痛感します。
国民の税金で運用されている制度なので、当たり前ですけど。
社会福祉の専門家を自負している以上、日々、勉強です。