週末に家族でBBQ。離婚を回避できるバロメーターかも

2018年5月1日

琵琶湖でのバーベキュー

久しぶりのバーベキューは、GWということもあって、人、人、人。

みんな、肉が好きだなあというよりも、BBQはイベント感が満開で、やっぱり楽しい雰囲気が人気なのでしょうね。

学生も多いのですが、子連れのご家族がたくさんいらっしゃいました。

BBQは火おこしなどでお父さんが大活躍できる絶好の機会ですから、それぞれの家族模様が垣間見れるようで、ウオッチしていて楽しかったです。

あくまで私の個人的感覚ですが、BBQって、家族関係が良好であるかのバロメーターのような気がしています。

だって、アウトドアって、家族の協力がある程度必要じゃないですか?

家で食事できるのに、わざわざ準備して道具を揃えて食材を買いこんで、場所を探して、火を起こして肉を焼いて、後片付けして帰る行為って、客観的に考えれば面倒くさいですよ。

でも、それを補って余りある魅力があるから、みなさんアウトドアを楽しもうって思うんですよね。

家族仲、特に夫婦仲が険悪であれば、家でも一緒にご飯食べたくないのに、わざわざ面倒臭い屋外で食べようとしないでしょ。

きっと仲良い家族の象徴なんですよ。

私が離婚のご相談を受けていて思うのは、特に男性側(ご主人)が奥さんに甘えがある家庭には、離婚に至る共通点があるんじゃないかなって、思います。

結婚した当時の良好な関係は維持されるに決まっていて、崩れる可能性があることを考えようともしないことに対する甘えです。

家に帰れば奥さんが待っていて、ご飯を作ってくれている。

自分は給料を持って帰るんだから、それが滞らない限り、奥さんとの関係性、家族での自分の立ち位置は変わらないという安心感です。

でも、それって極めて危ういんですよね。

油断があるから、心に隙ができる。

その隙には、何かが入り込む余地が生まれる。

それが浮気なのかもしれないし、お酒なのかも、博打なのかもしれません。

そして、自分の立ち位置の変化に気付いた時には、すでに取り返しがつかないところまで来ていたりするのです。

例えば、奥様から突き付けられる離婚届とか。

男性って一概に言えないのかもしれませんが、その多くは渦中にいるときには強がろうとする傾向にあるように思います。

でも決まって気付くのです。

大切なもの、大切な人を失うことの重大さを。

そして最後には、失うことの現実に怯え、しがみつこうとします。

でも、もう遅いのです。

失うことが惜しく怖いのなら、だったらどうして、もっと努力をしなかったのかと思います。

もったいないですよ。

他人から見れば、本当にうらやましい家族像に見えますもん。

かわいい子どもさんがいて、しっかり者の奥さんがいて、立派な家があって、ファミリーカーがあって、相応の収入があって、申し分のないように見える家族であっても、離婚の問題が生じていたりします。

ご主人の努力次第で事態は避けられた事例が、本当に多いです。

一方、奥様側は、合理的です。

将来に向けた生活設計、お子さんのことを考えて決断されているので、私はそのお手伝いをするに過ぎません。

迷われることがあるとすれば、お子さんのことであって、ご主人との未練ではないところが、男性と女性の違いのように思います。

男性は離婚直前になって、未練が色濃く感じ取れる様子があります。

その気持ちが婚姻時にもあれば、この事態を招かなかったのに。

本当にもったいないです。

掛け替えのない存在を失うこと、孤独となることの怖さは、相当なものでしょう。

今の幸せは当たり前ではありませんよ。

不断の努力なくして、幸せな家族はないと思うこの頃です。

やっぱり、おすすめはBBQ

ご夫婦の間で、「今度の週末は家族でBBQに行こう!」って誘ってみて、「やったね!」と笑顔が返ってくれば、まず安心!?のはずです。

あくまで私感ですけどね。

Posted by synce-office