逃げるは恥だが役に立つ この発想って、自分を守るために重要ですよ
TVドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」。
新垣結衣さん、かわいいですよね。
それは置いといて、第2話と第3話は、私の予想に反して、単なる男女の恋愛模様になってきました。
もう少し、日本の社会制度の隙間を縫うような、挑戦的で意欲的なものを盛り込みながら、面白おかしくラブコメディにするのかと思ってました。
でも、これって仕方ないのかも。
制度の不備を付くようなことで、その助長となれば問題ですからね。
もしくは、やっぱ視聴率ですかね。
今も昔も、ドラマの王道は「恋愛」ですから。
逃げるは恥だが役に立つ
なるほど確かにそうですね。
私も昔は、「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」って、エヴァンゲリオンに乗り込む時のような気持ちでいましたが、最近はそこまでではありません。
だって、思い詰めるのって、しんどいですから。
「逃げるが勝ち」という言葉だって、ありますもん。
真正面にぶつかって、思い悩み、時には問題がさらに大きくなることもありますし、逃げることが得策となる場合もありますよ。
大事なのは、逃げることではなく、何から逃げるのか、ですよね。
自分に課せられた責任から逃げるような事は、社会人として失格です。
逃げるくらいなら、最初から責任を負わなければいいのです。
とはいえ、意図せず責任を負うこともありますが、その時は、人として非難されない程度には、役割を果たさねばならないでしょうね。
もちろん、「逃げる」と「投げ出す」は違いますよ。
私は受けた仕事は、きちんと真正面から向き合います。
その起源を遡れば、私たちが子どものころ、「逃げる」なんて感覚は、許されなかったような気がします。
例えばいじめられていても、学校を休むなんて選択肢になかった時代ですから。
でも、このドラマでは、津崎平匡さん(星野源)が、「恥ずかしい逃げ方だったとしても 生き抜くことの方が大切」と言っています。
ぜひ、この言葉は、今という時代を生きるお子さんに知ってもらいたいと思います。
「生きること」以上に大切なことって、ないですよ。
命ほど大切にされなきゃならないものって、他にないですよ。
願わくば、「逃げるは恥」という概念すらなくなって、もっと選択による事由が尊ばれるような世の中になればいいなって思います。
ラブコメでありながら、生きる勇気もくれるって、すごいドラマかも。
次週も必ず見ますよ。ガッキーかわいいし。