青春18きっぷの秋版
秋にも青春18きっぷが使えたらなあと思っていたら、あるんですね。
鉄道好きの方なら、当たり前にご存じだと思いますが、「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」が、平成28年9月17日(土)から10月23日(日)まで、発売されています。
利用できる期間は、平成28年10月8日(土)から10月23日(日)まで。
値段は大人3,000円、こども1,500円です。
毎年、10月14日の鉄道の日を祈念して発売されているようで、青春18きっぷと同様に、切符1枚につき、普通・快速列車の普通車自由席が1日乗り放題で利用できます。
注意すべきは、青春18きっぷは、JR全線が対象ですが、秋のこの乗り放題きっぷは、JR西日本の管内での利用に限られます。
でも、JR西日本管内って、結構広いんですよ。
西(北)は北陸どころか、甲信越地方にある新潟県の糸魚川駅までがJR西日本管轄なんですね。
東は、山口県の下関までです。
JRの管轄って、本州においては、結構複雑な割り振りになってますよね。
国鉄の民営分割化の際には、管轄地域の線引は相当に困難だったんでしょうね。
単純に、東北・関東(JR西日本)、東海(JR東海)、近畿・中国(JR西日本)ではないですから。
特に以外に感じるのは、東海道新幹線です。
これまた鉄ちゃんには常識のことですが、東海道新幹線は東京から新大阪までが、JR東海の管轄となっています。
なので、JRの京都駅なのに新幹線はJR東海なんですよね。
だから、私の大好きな500系新幹線は、こだまに格下げされて以来、JR東海の管轄の路線である京都では、見ることができなくなりました。
500系新幹線は、JR西日本製だからなんですね。
あのかっこいい500系を作ったJR西日本のポテンシャルの高さといったら。
「まじリスペクト」ですよ。
500系がのぞみとして現役バリバリで東海道を疾走していたころは、東京に出張に行くときには必ず500系を選んで乗っていました。
おかげで会議の3時間ほど前に着くことも。
でも、あこがれの500系に乗れるので、「そんなの関係ねえ!」ですよ。
当時は我が地元のJR西日本の新幹線であるだけで誇らしげでしたから、「今後も期待しますよ!JR西日本さん!」と思っていたものでした。
ところがJR西日本は、その後は、もう新幹線を作らないんですって。
JR東海が作った700系を改良するだけなんですって。
九州新幹線も、どこから見ても700系ですもんね。
もったいですよ。JR西日本さん。ポテンシャルを生かしてらっしゃらないのでは?
500系の根強い人気は、よくご存じですよね。
「トワイライトエクスプレス瑞風」の開発も大切ですが、ぜひ、私たち鉄ちゃんの心を揺さぶるような、わくわくするような車両の開発をお願いします。