いざ百井峠 京都市から百井地区を目指す旅

2016年9月4日

行ってきました百井峠。長年果たせなかった思いでした。

百井峠は、京都の鞍馬と大原を繋ぐ峠です。

かなり険しい道だと聞いていました。

国道ですが、いわゆる「酷道」。

私は道を巡るのが好きで、わざわざ細い道を選んで走りたい衝動に駆られます。

百井峠は、数年前に一度、トライしました。

しかし、その時は積雪があって、前輪駆動で、かつ、スタッドレスタイヤをはいていたのも空しく、峠の入り口の坂で、ずるずる滑って上に登らず、断念した悔しい思いがありました。

満を持しての再挑戦でした。

走ってみると確かに道は狭くて坂は厳しいのですが、「酷道」というほどではないみたい。

鞍馬から百井を目指したのですが、案外難なく到着しました。

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百井の集落では、加工品としてお漬物や農産物を販売されているところがあって、そこではコーヒーやジュースを1杯100円で出してくださる喫茶があります。

温かい雰囲気のご主人と娘さんで切り盛りされているようで、昨年ごろから町おこしの一環で運営されているそうです。

驚いたのは、気温です。

この日は下界(京都市内)では33度だったのに、百井では23度。

比叡山の頂上と同じ標高にあるのだそうです。

確かに、百井の集落を後にして気付いたのですが、大原に抜ける途中から見た谷の深いこと。

これほど高いところに住まわれてきたご苦労を考えると、今後も集落を大切に守り抜いていただきたいと思いました。

同じ京都市内とは思えないほどの、のどかな雰囲気は、車のエンジンに負荷を掛ける価値があると思います。

お土産に「キャベツの柴漬け」を買ってきました。漬物でキャベツって、珍しいですよね。

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また行きたいと思います。

帰りは大原から琵琶湖を抜けて、昼食です。

ラーメン屋さんの「バリバリジョニー」さんで、こってりラーメンをいただきました。

すごい「こってり」さのスープなので、麺がすすれないほど。

食べる前から器にへばりついて流れ落ちないスープが、その濃厚さを物語ります。

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ごちそうさまでした。

Posted by synce-office