この1年弱で、約5万円ほど収益が増えました。
その理由は、保有する金融商品の掛け替え(スイッチング)をしたからです。
私がiDeCoをする理由は、節税対策(主に所得税の控除)なので、これまでは元本保証型の商品の割合が、約50%というものでした。
しかし、超低金利時代というか、マイナス金利時代において、SBI証券の元本保証型のとある商品では、資産がマイナスになるという事態が続いていました。
なんでやねん。元本割れしてるやん!と思いながらも、長らく続けていたのです。
でも、お友達の社会保険労務士さんから、「私は、元本保証は買ってないよ。勿体ないやん」と言われました。
う~ん、男前!その社労士さんは女性ですけど。
なるほど、確かに、一理あります。
元本保証したいのなら、普通に銀行で定期預金でいいからです。
なので、思い切って資産を売却(預け替え)し、配分割合も見直したのです。
現在の預入資産の割合を見てみますと、
不動産投信 17%
海外株式 46%
内外債権 30%
資産複合 7%
私史上最大級の、いきなりハイリスク、ハイリターン。
- 元本保証の商品を入れない
- 国内株式を入れない
- 不動産投信(REET)を入れている
iDeCoのベテランや投資の専門家に言わせれば、まだまだ甘い(消極的な)構成に見えると思います。
iDeCoなら、すべて株式を購入すべきと主張される投資家もいらっしゃいますが、それはちょっと怖い気がします。
どちらかと言えば、石橋を叩いて渡る性格の私ですから、そんな根性はございません。
ですからこの掛け替えが、清水の舞台から、えいやと飛び降りるほどの大冒険かと言えば、そうでもありません。
私なりにポートフォリオは出来ているつもりです。債権も入れてるし。
でも一見すると、とても積極的(アクティブファンド)に見えるかもしれません。
ところが商品の内訳は、ほとんどがインデックス型投資信託ばかりなのです。
インデックスなら、大きな利益は期待できなせんが、安定した運用が期待できる商品といえます。
大切な将来の年金で、博打はできませんから。
今は比較的、世界的に株価が安定しているので、そこそこ(ぼちぼち?)の利益が出ていますが、世界的な不況が来れば、利益なんて一瞬で消えるかもしれません。
さらにiDeCoであっても、拠出した資金がマイナスになることは、当然あります。
怖いですね。それが投資です。自己責任です。
それでも、実験は続きます。
私は、行政書士とファイナンシャルプランナーの兼業ですから、世界(?)市況を体感するために、あえて自己責任で値動きが把握できる商品を買っています。
私の買い方をオススメする訳ではないですけど、参考程度にはなると思います。
なお、iDeCoは原則60歳までは現金として中途で引き出せない制度です。
私の現在の拠出金累計は1,334,000円と申しましたが、これはあくまで老後の資金(年金)です。
手元にあって自由にできるお金ではないので、公開しています。
今後はどうなるの?
現在約9万円の利益が増えるのか、吹き飛ぶのか。
私の場合、トランプさん次第な気もします。
今後の資産状況の推移は、またご報告しますね。
気が向いたときの、不定期ですけど。