図書カードなどの金券を安全で適切に送る方法とは|普通郵便?それとも書留?宅急便(宅配便)で送れるの?
金券(チケット)を送る方法は限られている
宅急便(宅配便)では、有価証券や金券などを送ることができませんので、ご注意ください。
郵便であれば、図書カードや商品券を含む金券を送ることができます。
その方法ですが、普通郵便でもOKです。図書カードや商品券などの金券は、普通郵便で84円で送ることもできるのです。
でも、補償がないですよね。しかも郵便受けに投函して終わりですから、確実に届いたのか不安でもあります。
よって、金券は書留(一般書留・簡易書留)扱いにして送るのが良いと思います。
普通の封筒に図書カードを入れて封印し、郵便局に持って行って、「書留でお願いします」と言えば送れます。
なお、現金書留は、その名の通り、現金を送るための郵送方法となります。でも、現金と金券を一緒に送る場合には、現金書留を使用しても大丈夫です。現金は封入せず、金券だけの場合には、一般書留もしくは簡易書留として送ります。
「簡易書留」と「一般書留」の違いは?
共通のサービスは、次の通りです。
- 個別の追跡番号が割り振られることで、荷物を追跡できます
- 荷物を出した郵便局及び最後に届いた郵便局と時間が記録されます
- 直接手渡しして配達されます(郵便受け投函ではない)
また、万が一の場合は、補償を受けることもできるのは、簡易書留も一般書留も同じですが、その補償される金額の上限が違います。
簡易書留と一般書留の違い
簡易書留 | 一般書留 | |
補償額 | 5万円まで | 10万円まで |
追跡範囲 | 経由地の記録がない | 経由地の記録がある |
料金(郵便料金の追加額) | 郵便料金+320円 ゆうメール+320円 | 郵便料金+435円 ゆうメール+375円 |
ありがたいサービスですよね。
でも、書留の場合は、必ず郵便局にて普通郵便を書留にする申し出をしなければなりません。単に封筒に書留と書いて料金分の切手を貼ってポストに投函しても、書留扱いにはならないのです。
だから私の場合、郵便局まで事務所からは遠いので、あまり書留は利用しません。利用する目的が確実に相手に届けるための手段であるのなら、追跡調査が出来る「レターパック」で充分なので、これをよく使います。
郵便ポストに投函すれば、日本郵便のインターネットのサイトから追跡調査をすることができるので、便利です。
ただし、2種類あるレターパックは、ライト(青)は郵便受け投函にて配達完了、レターパックプラス(赤)は、受け取り確認(手渡し)が行われますが、どちらも万が一の場合の補償はありません。
現金は郵便で送れるの?
現金を送る場合は、現金書留以外の方法はありません。もし普通郵便で送った場合は、法律違反となります。
現金を普通郵便で送ったら、どうなるの?
高い確率で違反が発覚します。その理由は郵便局にて、X線検査を実施していることと、硬貨等が封入されていれば郵便局の配達職員が手触りで見抜くからです。
現金を現金書留以外の方法で送ることは、法律に明確に違反する行為ですので、警察が関与します。知らなかったでは済まない場合があるので、ご注意ください。
贈り物(送りもの)には、やっぱり図書カード
私は書店員でもあるので、お子さんへの贈り物として喜ばれるのは、やっぱり図書カードNEXTです。クオカードもありますが、使えるお店が限定されます。図書カードなら、全国の書店で使えるので、とても便利です。
さわだ書店でも図書カードは、年末と夏休みによく売れます。
しかし、手渡しが出来ればいいのですが、用事などで会えない時などは、送る方法も考えますよね。
現金を送るには現金書留である必要がありますが、プレゼント感はないので、やっぱり図書カードなどの金券は最適です。
まとめ
図書カードや商品券などの金券を送る方法としては、やはり書留が安全と言えますね。
金券を送る時は簡易書留もしくは一般書留がオススメ
郵便局(日本郵政)のサービスは便利に利用したいですね。