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相手を間違えてお金を振り込んでしまった!お金はもう、戻って来ないの?

2018年11月28日

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お金の振込先を間違うと、どうなるの?

通販の買い物の支払いなど、金融機関を通じてお金を振り込むことって、日常よくあることですよね。

送金して親戚や知人にお金を貸すということも、あるでしょう。

そんなとき、銀行から送金すれば取引履歴が残りますから、今やお金の送金は、現金書留とかではなく、振込みが一般的です。

特に、現在はネット社会ですから、ネットバンキングで振り込みが出来るため、パソコン上で「ポチっ」とクリックすれば、振込完了!という便利さですよね。

でもたまに不安になりませんか?

「これ、相手を間違えて振り込んだら、どうなるんだろう?」って。

お金を振り込むのですから、慎重になっているはずですが、もし毎月の慣れた相手先であったり、急いでいたりすると、間違うことがあり得ます。

「組み戻し」という手続きがある

相手を間違えて振込んだ場合、ほとんどの金融機関が、「組み戻し」という手続きに応じてくれるはずです。

これは銀行などの金融機関を通じて、間違って振込んだ相手に連絡を取ってくれるという手続きです。

ですが、任意であることに注意が必要です。

だって、振り込む際には、「いかなる場合にも払い戻しはできません」みたいなことが告知されますから。

じゃあ、泣き寝入りするほかないんですか?ですよ。

それはおかしいですよね。

だって、本来なら受け取るべきではない人が金銭を得ているのですから、例え自己責任であったとしても、それがまかり通るのは、社会として問題です。

受け取った側は、「不当利得」ということになります。

では、もし相手を間違って振込んだらどうすればよいかですが、具体的には振込元(ATMとか)の金融機関にて、振込明細書など証拠を提示して、「組み戻し」手続きを依頼しましょう。

ただし、金融機関への手数料が必要ですよ(有料)。

流れとしては、振込元の金融機関から、振り込んだ相手先の口座を所管する金融機関に、照会がされます。

「間違って振り込んだので、その金銭を戻してください」という趣旨の連絡が、受取人に向けて発信されることになります。

しかし、相手方の金融機関から受取人に、必ず連絡が到達するとは限りません。

もし、登録されている住所や電話番号から変っていたら、もはや連絡が取れません。

もしくは、受取人が払い戻しを拒否するかもしれません。

あくまで、相手が協力してくれなければ、金融機関は受取人の承諾なしに取り消してはくれないのです。

しかも、金融機関から「ダメでした」と連絡があったとしても、その相手の連絡先は、個人情報保護の観点から、まず教えてくれません。

だったら、どうするか、です。

こちらが弁護士を立てて、情報開示請求などを行い、最終的には裁判所の決定をもって、相手と交渉する必要があると考えられます。これってかなり高いハードルですね。

だからといってお金を受け取った人が、「何か知らんけど、お金振り込まれた。ラッキー。問い合わせには無視しとけばいいや」ってものではありません。

相手方である受取人は、払い戻しに応じなければ、「不当利得」に問われる可能性があります。

落とし物をネコババしたのと同じで、人の物(お金)は、ちゃんと返さないと罪に問われる恐れがあります。

通常は払い戻しに応じてくれるはず

相手が企業であったり善良な方なら、常識からすれば、払い戻しに応じてくれるでしょう。

この場合、「組み戻し」の手続きは、とても有効で有難いですよね。

問題は、常識が通じない相手であった場合です。

これが厄介なのです。

最終手段は「不当利得返還請求」訴訟

つまり、裁判をする必要が生じるのです。

これには弁護士費用もかかりますから、間違って振り込んだ金額に見合うかどうかが、回収するための判断基準になるのではないでしょうか。

まとめ

間違って振り込んだ場合には、「組み戻し」という手続きをしましょう。

でも、相手の対応によっては、最悪のケースでは戻ってこないこと、費用対効果で泣き寝入りやむなしということも有り得ます。

「間違った者の自己責任」という言葉では、到底納得いかないし悔しいですよね。

やはり振込先を間違えないよう、注意するほかないでしょう。

どうぞお気を付けくださいね。

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